ミキマキ
突然ですが、
「HSS型HSPって生きづらくないですか?」
世の中の大半の人よりも好奇心旺盛で行動的。
それゆえか、人からは
「何も考えてなさそう」
とか
「人に言われたこととか気にしなそう」
とか言われます。
でも実は、敏感で繊細すぎる一面もあって、人の顔色や言葉を誰よりも気にしている。
そんな両極端といっても過言ではない2つの気質を持ち合わせているのがHSS型HSPです。
人にはあまり理解してもらえないし、
分かり合える人も周りにはそういないでしょう。
(なんせ人口の6%ですからね。)
そして人と違うからこそ、生きづらい。
今回はそんな「世の中、生きづらいな。」と感じているHSS型HSPさんに向けて記事を書きました。
HSS型HSPの生きづらさを解消する4つのポイントをまとめましたので、ぜひご覧ください。
HSS型HSPの生きづらさの原因とは
ずばり、HSS型HSPの生きづらさは「自分に合った生き方ができていないから」です。
HSS型HSPは人口の6%と言われているからこそ、大半の人とは違った感覚や性格を持っていると言っていいでしょう。
そりゃあ、同じ生き方をしていたら「生きづらい」と感じるのも仕方ないと思えませんか?
そして、「普通の働き方やき方」をしているのに「生きづらい」と感じるのは、その「普通」が大半の人に当てはめた普通だからではないですか?
つまりそれはHSS型HSPにとっての普通ではないよね、ってことです。
自分に合った生き方をきちんと選択できるようになれば、自然で楽に生きられるようになると思うんです。
そこで私が今までの経験から考えた、HSS型HSPの生きづらさを解消する4つのポイントがこちらです。
✓HSS型HSPの生きづらさを解消する4つのポイント
1.人間関係はコンパクトに
2.刺激を受けすぎないようコントロール
3.他人と比べない
4.自分に合った働き方を(早く)見つける
詳しく解説していきます!
方法1.人間関係はコンパクトに
人一倍敏感で繊細なHSPの気質に配慮し、人間関係はできる限りコンパクトにすることが重要だと思っています。
体感で分かるかと思いますが、HSPにとって自分に合わない人、苦手な人と時間を共にすることは精神的負担が大きいからです。
私自身、公務員時代に嫌いな人と一緒に仕事をせざるを得ない環境になってしまい、なんとたった1ヶ月で精神状態がおかしくなってしまいました。
毎日帰宅すると涙が止まらず、夜は嫌いな人のことを考えるばかりで眠れない日々。
体調にも変化が表れました。慢性じん麻疹です。
ストレスから温度差によりじん麻疹が出るようになり、毎日3錠の薬を飲む日々もはじまってしまったのです。
友達や夫にも愚痴を聞かせる毎日で、今思うと愚痴を聞く方もしんどかっただろうなと猛省しています。
このように、精神的負担はすぐに目に見える変化として表れますし、自分だけでなく周りの人に迷惑をかけることも。
自分だけの問題だと捉えず、周りの人のためという意識も持つといいですね。
方法2.刺激を受けすぎないようコントロール
HSS型HSPさんは好奇心旺盛で刺激を求めるHSSの気質ゆえ、時に刺激過多な状況を自ら作り出してしまうことがあります。
例えばこんなかんじ。
・友達との予定を詰めすぎてしんどい
(→行く前は楽しみで仕方ない)
・仕事を詰め込みすぎてしんどい
(→その時は全然余裕だと思ってる)
・飲み会など大勢の人が集まる場所はしんどい
(→断るのが苦手なので行く)
HSPなら体感した経験のある人がほとんどかと思いますが、予定や仕事を詰めすぎることも、大勢の人が集まる場所にいくようなことも、結局は自分の体力や気力を果てしなく消費することになります。
HSSの気質ゆえ、始まるまでは「楽しそう!」「やればできる!」と思いがちなのですが、そこは一呼吸おきましょう。
これまでの経験を活かして、「これ以上予定(や仕事)が増えたらダウンしてしまうな」、「やればできると思っていても、後々苦しくなりそうだな」と予測することが大切です。
HSSとHSPの両面を持っているからこそ、どちらの気質にも配慮していけると、生きづらさを緩和していけそうです。
方法3.他人と比べない
HSS型HSPはわずか人口の6%の気質だからこそ、他の人と比べてしまい、
「みんなのように上手くできない…」
「どうして私だけダメなんだろう…」
「私は心が弱いのかな…」
と落ち込んでしまいがちだと思います。
私もそうでした。
友人と同じような辛い状況であっても、なぜかいつも私が先にダメになる。
同じタイミングで就職した友人の中で、転職したのも私だけ。
ミキマキ
と本気で思っていました。
でも、それと同時にその理由を知りたくて、調べ上げた結果たどり着いたのが、HSS型HSPだったのです。
ミキマキ
と妙に納得し、今までの状況が腑に落ちた瞬間でした。
それからは「人と比べてもしょうがない。人と同じように頑張っても自分にとっては苦しいだけだ。」と考えを改めるようになったのです。
「みんなが出来ていても、私には出来ない。」を素直に認められるようになりました。
出来なくても、仕方ないんです。
私には、私だから出来ることが他にある。
人は人、自分は自分なんです。
個性を大切に、長所を伸ばしていきましょう…!
方法4.自分に合った働き方を(早めに)見つける
私は、新卒で入職した地方公務員を1年4ヶ月で辞めた過去があります。
その時は、「もっと自分に合った働き方を見つけてやる…!」
なんてことは到底考えもせず、ただ
公務員は自分に合ってないと分かった。
ここにいても仕方ない。
やりたいこと他にもあるし、そっちに行こう。
という考えだけでした。
しかし、いざ転職してみたら、転職先の仕事も自分に合っていなかったのです。
何が合っていなかったのかというと、ずばり「人」です。
こんな事をいうと「人なんて気にしてたら仕事なんてできないんだよ…!」と聞こえてきそうですが、許してください。。
私にとっては、死活問題なのです。。
それくらい、(私は)HSPにとっての人間関係は人生最大のテーマだと考えているのです。
少し人間関係にフォーカスしすぎましたが、結局のところ働き方って人生そのものといっても過言ではありませんよね。
HSS型HSPは人と同じように働くことが少しだけ難しかったりもするので、ダメだと思ったら次、次と探ってみるのがいいと思うんです。
それこそ、年齢を重ねるごとにリスクは増えますし。
動くなら、できるだけ若いうちがいいですし…!
家族を養いながら転職となると精神的にも追い込まれますから。
できるだけ早いうちに自分に合った働き方を見つけられると、人生が豊かになると思います!
ちなみに、私の好きな考え方にこんなものがあります。
「今が、これからの人生で一番若い。」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記4つのポイントを意識して改善していけたら、より毎日がきらきらしてくると思います。
私自身、数年前までは4つのポイントのうち1つも達成できていませんでしたが、就職や転職、結婚などを通して悩みもがきながら、少しずつ改善できるようになったものです。
2回の転職はかなりリスキーでしたが、今はこのフリーランスという自分に合った働き方が見つかってほっとしています。
深く考えずにとにかく行動してみるHSSの気質が大好きです。笑
とはいえ、まだまだHSS型HSPとしての生き方に課題を残している状況ではあるので、今後も自分に合った生き方を大切に試行錯誤していきたいと思います…!
最後まで読んでくださりありがとうございました…!
(最後まで読んでくださった方、大好きです!!)
HSS型HSPの存在を知ってスッキリしている者です。
学生時代、周りの関係が薄い人からは「明るくひょうきんだし、悩みとかないやろ」と言われてきました。それに対して私は「この人私のことなんにも分かってないな。」と感じていました。無意識に自分の周りの環境を楽しくムードメイクすることに努め、一人になると真剣に悩んでいる自分のことを二重人格だと思っていました。自分に似た人もいないなとも。
ずっと自己分析をしていた中でHSS型HSPというものを知ることができて本当に良かったです。私も公務員(教職)に就く予定なので、この先不安です。ですが、この記事を読んで、「環境が肌に合わなかったときには転職をしよう。」と心に余裕が生まれたように思います!ありがとうございました。